秋の喫茶店調査〈漫画〉+解説

マキノ奏 秋の喫茶店調査

〜ブラックコーヒーとモンブラン〜



〜おわり〜


調査と甘いものでわくわくなマキノ、少々呆れつつも見守る奏。
そしてブラックコーヒーを飲む二人の反応は…という、ほっこりプチ漫画でした。

ご閲覧ありがとうございました。


|´-`)チラッ

ここからは文章です。

はじめまして、主に絵を担当してる者です。
記事を書くのは初めてなのですが
この絵のこだわりの点などを書こうかなと思います。
もしご興味があれば…少しでもあれば良ければ見ていただけたら嬉しいです。
当方マキノP…特にマキノのとある表情に強いこだわりがありますので、マキノが好きな方はもちろんですが
マキノをあまり知らない方…これを機に良ければ少し覗いてみませんか…?




まず、一番大きなこだわりは

ブラックコーヒーの場面です。


端的に言って

マキノは甘党なんですね。


ブラックコーヒーがあまり得意ではない八神マキノと

対照的に美味しく飲めている速水奏

の図がまず大きなこだわりです。

…なんですが、その中には実は細かなこだわりを散りばめています。

何より一番のこだわりは…こちらの

コーヒーを飲んでいるマキノの表情

左がブラックコーヒー
右が少し甘めにしたコーヒー

眉の角度、、
つまり表情が若干違うんですよね。

…わかりづらいですよね!(すみません!)
細すぎて伝わらない、伝わるとしてもほんの一部だと思うことだったので、真っ先に記事に書こうと思いました。

先ほど端的に言って“マキノは甘党”だと書きましたが、加えてもうふたつざっくり説明すると

趣味は調査、性格はクール

なんですね。

補足:趣味は、正確に言うと諜報。
人の秘密を探るのが好きなマキノは
それゆえに、本人曰く表情をコントロールするのは得意だそうです。

つまり!

あくまでクールな彼女は「苦い」という感情をできるだけ表情に出さないようにするのではないか


という強いこだわりをできるだけ表現するために、些細な描き分けをしていました。

ただ、これだけでは伝わりづらいので、漫画的には

こちらのコマを用意させていただきました…笑

奏は美味しいと感じ
マキノは“無言”というポイントです…。

表情をわからなくさせるためにメガネ顔にしましたが、これが出来るのは眼鏡キャラ特有ですよねぇ
キュッと結んだ口も実はポイントです

話の続きに戻ります。

マキノのことをざっくり説明すると
甘党、趣味は諜報、性格はクール

こだわり①
たとえブラックコーヒーを苦いと感じたとしても、そんなに表情に出す子では無いのではないか

でした。
でも、なぜ美味しく感じられない味のものもわざわざ口にする…?
それは彼女の趣味がそもそも諜報、つまり調査等だからである。
ということから


こだわり②

マキノは甘党だが、調査のためにブラックコーヒーも飲むのではないか


味がわかるかはさておきですよね。奏の方が分かっていそう。だから奏を誘っている、となっても頷ける。
そして!

こだわり③

ミルクなどを入れる時は、あくまで調査のためだと言うのではないか。

(それも事実ではあるが、甘い方が好きなのもまた事実)

あくまで“調査”をしている彼女
ブラックの味を確認し、その後味の変化も確認する。

別に、「苦いから美味しくするために甘くする」わけではない。

いや、そういう私情も実際あると思う。

しかし本当に調査も楽しんでいる彼女。

表向きはあくまで調査のためという理由付けはできる。



その論理的思考ベースの中、絶妙に見え隠れする感情部分

これはマキノのかわいいポイントです。

別に、調査を言い訳にしているわけではないのです。

それは事実なのです。


しかし

おそらくそれでも甘いものを好むことについて問おうものなら
彼女は言うだろう


「だって、その…甘いモノ、美味しいでしょ?」




…これは過去、マキノが発言した事のあるセリフです!


彼女自身はあくまでクール。が、見え隠れする可愛い一面。
その“絶妙なバランス”が好きなので、これらこだわりの点がありました…。

熱弁しすみません、コーヒーを飲むマキノの特に好きなこだわりを書き終えたので、以下できるだけサクッと記述致します。


このマキノの特性はパフェを食べるところでも再現しています。

パフェを見てほころぶ表情、ゆるむ口元。

しかしあくまで調査なので、きちんとじっくり観察と分析をする。

そしてパフェを口にした途端、今度はオープンに現れるマキノの感情。


という点ですね。

この調査モード、クールな平常時から切り替わり、絶妙にもしくは限定的に現れる感情。
これを奏はずっと見守っています。

今回はわざわざ口に出していないだけで、きっと奏はマキノのその性格を察し理解出来る子だろうなと感じています。

隠したがる者と暴きたがる者…
だからこそ互いの要素も持ち合わせている、というのが2人の魅力かなと思うんですが

今回ばかりは、奏の方が理解者(暴いた者)になっているのでは…?

なんて。

他、
マキノがメインのブラックコーヒーのシーンでしたが、実は見守る奏の方もわりと動きや目線など描き分けておりました。
下の2コマは特に可愛く、ですね。
あと、こちら。
これは細かいこだわりなので、気づいた方はほぼいない…ですよね。

これは、マキノが使ったコーヒーフレッシュなのですが

ツマミでフタに穴を開け、中身が飛び散らないような開け方をしています。


この手のものは、フタを開ける時に飛び散りがちですが、マキノならこのような開け方も知っているのではないか…
という、本当に細かいこだわりです。


上がブラックコーヒー
下がミルクや砂糖を入れた後

そもそも表情の違いが大きいですが
ブラックコーヒーを飲んだあとのマキノは特に何も言わない…が
ミルクや砂糖を入れた後は、ようやく美味しさを感じています。

さらにストレートに言うと

ブラック苦い。あんま美味しさはわからない。できるだけ表情には出さない。でも特に何も言いたいことが出てこない。

甘くしたら美味しさを感じた。だからようやく味にコメントした。ちゃんと調査もできた。

という心理を見抜いてもはや微笑ましく見守る奏


という図です。


きっと奏は、マキノのギャップ姿を初めて見た時は、少し驚いたり興味深く思ったりする。
でも慣れていくにつれて「調査ねぇ…(って言ってるけど、甘いもの目的でしょうね)」と思ったり。
マキノのギャップを変にいじったりせず微笑ましく見守る。
そんな気がして、それが好きで、奏の表情を描きました。
「調査ねぇ…(って言ってるけど、甘いもの目的でしょうね)」の顔ですね。
調査するぞ!と楽しそうに意気込むマキノを温かな真顔で見つめる奏です。かわいく描きました。
そしてその隣のこのマキノのこだわりは…

こちらも同じくかわいく描いたところです。((


でも事実です。(小声)


4枚目の最後の2人のアップは言わずもがなマキノはキュートさ、奏は見守り微笑み顔を意識しました。


コマから飛び出す巻き毛



彼女のチャームポイントですからね。
髪の毛の可愛いなびかせ方とはって感じですが
髪の毛、可愛いなびかせ方を意識しました。

マキノの…ふんわりうなじが見えていた。


長くなりました。
絵のこだわりポイントだけでなく、それを説明するためにマキノの可愛いところもアツく書き連ねてしましいました…。

これ見てくださった方がいたら、かつ良いなと少しでも思っていただけたら、ありがたすぎて何かお礼がしたくなるくらいですね…

というわけで、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました…!

オマケに、最後はボツになった
ブラックコーヒーを飲んだあとのマキノの顔見えバージョンを載せます。


(   ・᷄ ~ ・᷅ )




ありがとうございました!

動画バージョンはこちら

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